新聞第3号ゲスト劇団不労社

えーびーがた新聞第3号のゲストは、SDN2018参加団体の劇団不労社さん。代表の西田さんは一風怖そうな見た目なのですが、会話の切り返しや受け答えの鋭さ、笑ったときのお茶目な笑顔とのギャップが好印象。ツンとドラで野球少年霧島役を演じた下野佑樹君も出演していて、下野君の後輩なのが西田さん。今回は1月に打たれる公演の見所を紹介してくれています!

ほとんどの方には初めてお目にかかると思います。

劇団不労社という団体の代表を務めております西田悠哉と申します。

 

劇団不労社とは2015年3月に僕が大学在学中に旗揚げした劇団で、だいたい年に一度のペースで毎年冬頃に公演を行っており、今回の公演で五回目を数えます。

劇団員は4人いて、いずれも同じ大学の面々で構成されております。

今回は第五回公演という節目の公演ということもあり、初めて演劇祭なるものに参加し、大阪市から助成金を得て過去最高の予算規模で臨むなど、何かと気合が入っておりますので、是非一人でも多くのお客様に見に来て頂きたいと思っております。とはいえ、観劇には時間もお金もかかるので、聞いたこともない劇団の作品をいきなり見に行くのは中々ハードルが高いかと思います。

そこで今回は次回公演の見どころを大きく3つに分けて紹介させて頂きます。

 

①恐怖と笑い

 

「恐怖と笑いは紙一重」とよく言います。一見相反する感情のようですが、日常の中に発生する“異常”に対する反応という意味では実は表裏一体の関係にあるのではないでしょうか。同一の事象を取り上げたとしても、その「火力」や反応によって、喚起される感情は爆笑にも絶叫にも変わり得ると思います。

具体的には平山夢明や筒井康隆や中島らもの小説、楳図かずおの漫画、映画なら『悪魔のいけにえ』『死霊のはらわた』最近の作品で言えば『ゲットアウト』、コントならシソンヌやかもめんたる等も「恐怖と笑い」を作品に取り入れてるかと思います。

 

第三回公演以降、我々もこれらの作品に影響を受け「恐怖と笑い」を一つのテーマに作品づくりを行ってきました。

今回は「村八分」という題材を取り上げ、一つの家族と村の対立を「恐怖と笑い」を交えて描きます。

上記の作品群が好きな方は特にオススメですし、小難しい話を置いておいても基本的には会話がメインのコメディなので、肩肘張らずに見に来ていただけたらと思います。

②虚構と現実

 

僕が在籍していた大阪大学には平田オリザという教授がいました。彼は青年団という劇団を率いる劇作家・演出家であり、「現代口語演劇」というジャンルを確立しました。「現代口語演劇」については彼の著作を読んで頂くと理解が早いと思いますが、とても簡単にまとめるなら、演劇的嘘を排し、複雑な世界を複雑なまま、写実的に描写する演劇だと解釈しています。僕も実際大学でワークショップを受けたのですが、観客に「リアル」な感覚をもたらすために、彼は様々な手法を駆使しています。

先ほど、「恐怖と笑い」とは「日常の中に発生する“異常”に対する反応」という点で共通すると書きましたが、今回はその「日常」部分のリアリティを作るため現代口語演劇の手法を一部援用しています。

百聞は一見にしかずと言うように、このリアリティを持った会話とはどのようなものか、是非劇場で確認して見てください。

③具象性

 

今回はその他の「リアル」表現にもこだわっており、舞台は二階建ての古民家を再現した具象舞台となっております。

飲食シーンもあるのですが全て実際に「飲んで」「食べ」ます。

また、舞台転換や場面転換もなく、120分リアルタイム・ワンシチュエーション・ノンストップでお送りします。

その場所でしか体験できない「生」の感覚を刺激するような演出を多く取り入れているので、舞台上で起こる「事件」を実際に目撃したような感覚をもたらすことができると思います。

以上3点が今回の作品の見どころとなっております。

様々なジャンルを取り入れた結果、もはや何かに形容不可能な、劇団不労社ならではの作品になっていると思います。

魅力的な役者も多数出演しておりますし、割引制度も多数ございます。(名前に「村」がつく方は500円割引です!)

もしご興味を持たれた方は、年明け3連休、ご都合よろしかったら是非應典院までお越し下さい!

ご来場心よりお待ちしております。

【公演情報】

劇団不労社 第五回公演

應典院舞台芸術祭SDN2018参加

『忘れちまった生きものが、』

作/演出 西田悠哉

 

お前の扁桃体を刺激する!

気狂い部落に炸裂する恐怖と笑いの暗黒喜劇!

“現代口語演劇meets Z級ホラーコメディ”

 

都⼼から電⾞に揺られバスを乗り継ぎ数時間。

辿り着いた先は荘厳な⼭々に囲まれし限界集落「御仏村」。

若者達は豊かな⾃然に安息を求めるも、些細なことから”村⼋分”の制裁を⾷らい、のどかな⽥舎暮ら

しは突如地獄の様相を呈す!

妬み僻み嫉みがこじれにこじれ、暴⾔暴⼒暴論の連鎖が⾎を濃くする!

常識無ェ 秩序も無ェ あるのは暗黙の掟のみ!

「オラこんな村嫌だ!」叫び声はトラクターの轟⾳にかき消される!

ここは⽇本の縮図か、はたまた相似形の異世界か。

神をも恐れぬ劇団不労社の新作は地⽅創⽣ムラ社会エンターテインメント!

(を、やっちまった劇団が、、、)

 

【日時】

2019年1月

12日(土)   15:00/19:00

13日(日)   11:00/15:00/19:00

14日(月祝)11:00 

*開場・受付開始は開演時間の30分前より。

 

【会場】

浄土宗應典院 本堂

〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27

 

【料金】(全席⾃由席・当⽇精算のみ)

 

前売 2,300円/当日 2,500円

 

〈各種割引〉(全て前売のみ取扱い・併⽤不可)

不労者割   999円(大学生以下・要証明)

超不労者割  99円(高校生以下・要証明)

ペア割  4,000円(1人あたり2,000円)

村八割  1,800円(名前に「村」がつく方対象/要証明)

 

應典院寺町倶楽部会員価格 前売 1,800円/当日 2,000円

 

【出演】

宮前旅宇

村田千晶

西田悠哉

(以上、劇団不労社)

 

石川信子

犬月茶髪

下野佑樹

雀野ちゅん(うんなま)

田邉光洋

永渕大河(演劇集団ゲロリスト)

松田義顕(劇団公演中止)

森岡拓磨(劇団冷凍うさぎ)

 

【スタッフ】

舞台監督/猪岡瑛斗(劇団不労社)

舞台美術/藤田陸(劇団火炎瓶)

大道具/永瀬あきら

中道具/多田剛志(劇団公演中止)

小道具/松尾かえる

音響/上山智章

照明/木村圭佑(稽古後ティータイム)、あかだ

映像/サンカー・ニヴェダ

PV制作/大城敦司(大阪大学映画研究部)

衣装/石野里奈、清水春香

メイク/松田義顕

宣伝美術/永渕大河

制作協力/藤原政彦(うんなま)

企画・制作/劇団不労社

 

【問い合わせ】

公式HP:http://www.furosya.com

公式Twitter:@GekidanFurosya

E-mail:furosya.n@gmail.com

TEL:090-4328-5694(代表・ニシダ)

 

【予約】

https://ticket.corich.jp/apply/95510/

 

*本公演は一部過激な表現や不適切な内容が含まれているため、12歳未満及び小学生の観劇には、親又は保護者からの助言や指導が必要になります。

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