別に気にしなくってもいいことってあるじゃないですか。
職場の同僚が寝不足の理由とか、彼氏が昨日何食べたとか、母が最近美容に目覚めたとか、兄の服装の趣味が変わったとか。
私はそんなに知りたがりではない方なので、その人にはその人の生き方があるし…で済ませれるんですけどね。
気になるわけじゃないですが、やっぱり今関わっている公演の主宰と主演が出演するラジオはいついかなる時でも聞きたいと思うんです。
それが仕事中でも、上司に働けっつって怒られても、聞きたいのです。
私は誰に何を思われてもラジオを流し続けていたので、職場の人には呆れられるような奴やなって思います。
雇われの身から解放されるには、雇う側になるのが吉なのか、それともラジオを我慢するのが吉なのか。
流れてくるラジオを聴いていると、私の耳を射抜くような言葉が聞こえてきました。
「この物語は一日の出来事です。」
えええ!マジか?でも確かに言われてみればそうだし、でも世界を回ってたら日にちかかる…あ!そうか。地球は回っているから、ずっと太陽が当たるところに移動して散歩していたら、寝ない限り時間とか関係なく彼女たちにとってはその日の出来事や。うわ!世界をまたにかけてるわ。すげー。すげー。
私がこんなことを思っている時、職場のカフェは満席だったのだけれど、私の脳と心はもう、そこまで気にしなくてもいいけれど、知れてよかった面白いことについてで沸騰していた。
許される環境に甘えている。
悩んでいたり悲しかったり辛い時は時間がとても長いけれど、楽しいし面白いし幸せな時はあっという間に時間が経ちます。
365日のたった1日のほんの100分だけなんて、なんて贅沢で至福の時間なのでしょう。
そこに全て注ぎ込みます。
